

Moku's インタビュー木を選ぶ人と
Interview

高知を代表する木育インストラクターのチャーリー先生は、木と木に関わる文化に対する熱い情熱と、おおらかな眼差しが印象的で、県内の木育ワークショップにひっぱりだこの人物です。第一回目は、そんなチャーリー先生の木育への思いについてお話を伺いました。
木育インストラクター 平子 真治(チャーリー)

チャーリー先生にお聞きしました
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もくまる
木育インストラクターになるきっかけは?
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広告業界にいた時に森林に関わるイベントを担当したことがきっかけです。そこで今の僕みたいな方の存在を知り、「木に関わる仕事」が素敵だなと思ったことがはじまり。脱サラ後、木の家作りを学んだり、林業関連の行政職を経て、木材普及推進協会のサポートすることに。林業家をめざして森林で活動したり、木工製品の企画販売などを実施したりしていましたが、だんだんと材料を用意して木工作品を作りながら、参加者にここちよい思いを感じてもらう方が自分の考えや想いが伝わることに気がつき、木育活動の方へシフトしていきました。
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もくまる
どんなところで活動されていますか?
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基本的に出前でワークショップをする派遣講師がメインです。木育イベントや放課後児童クラブ、企業や自治体などどこにでも出向き、木育インストラクターとして指導しています。
また、ぷらっとホームMokuで、毎週金曜日に木育についての相談員としても活動しています。
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もくまる
木育活動で大切にしていることは?
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大切にしていることは3つあります。
まず「活動する環境」をしっかり作り整えることです。参加者とのよりよい関係性を築くためには、出会う時が肝心で、きちんと自分を知ってもらい、相手のことも受け入れる調和の気持ちをもって話しやすい雰囲気づくりをします。また、安全に気を配り、安心して取り組めるような場づくりに努めています。
2つ目は「表現」です。これは参加者の心の変化が生まれた瞬間を見逃さないこと。例えば木片のペンダント作りでは、木を磨いていくうちに、みんなの表情もキラキラしてきます。そして、木に対するいろいろな気持ちが芽生えてくるのです。感じ方はみんな違って、みんないいの。正解は心の数だけあります。その思いに気づくことを大切にしています。
3つ目は「認めてやる」ことです。上から目線でやってあげるという意味ではなく、それぞれの純粋な気持ちを認め、意味づけしたり、結論づけたりするのではなく、肯定的に認めて伝えるだけなのです。ありのままの自分を人に認めてもらうことは、自己肯定感を高め、心を育み、自信にもつながります。
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もくまる
今後の目標は?
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手軽にはじめられる木育プログラムの開発や、お家ではじめられる木育活動の推進などすそ野をどんどんと広げていきたいです。
新たな木育指導員やインストラクター等の人材の育成にも力を入れていきたいと考えています。
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任意団体HIRAKO Lab(ヒラコラボ)主宰 平子 真治
- 資格:
- 木育インストラクター、ネイチャーゲームリーダー、生物多様性こうち戦略推進リーダー
- 活動内容:
- 講座講師、木育ワークショップ、木育事業に関する企画運営など


Moku's インタビュー木を選ぶ人と
Interview

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木製品
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TAKEDA GANGU
「子どもが遊んで楽しいのはもちろんですが、インテリアとして楽しめるような、木のおもちゃを作りたい」。そんな想いから、武田玩具の木製玩具は生まれました。
手ざわりのやさしさやシンプルな造形美を大切にしながら、ひとつひとつ丁寧に、高知県産の木材を使ったおもちゃや雑貨を製作しています。
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木製品
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土佐龍
自然豊かな高知県の清流 四万十川流域で育った四万十ひのきを主な素材として商品作りをしている、木製家庭用品メーカーです。
四万十ひのきの間伐・除伐材、本来であれば廃棄される端材や葉っぱなどを適材適所で有効活用し、"すべてを活かす-木の料理人"をカンパニーポリシーとして、暮らしに役立ち、暮らしを明るく心地よくする商品の開発に日々務めています。
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木育
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木育インストラクター 平子 真治(チャーリー)
高知を代表する木育インストラクターのチャーリー先生は、木と木に関わる文化に対する熱い情熱と、おおらかな眼差しが印象的で、県内の木育ワークショップにひっぱりだこの人物です。第一回目は、そんなチャーリー先生の木育への思いについてお話を伺いました。
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住宅
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東久万の家
天然木の玄関柱や木の引き戸、土佐漆喰の壁。瀟洒の雰囲気の中にも長く暮らし続けるための温かな工夫が随所に。高知という風土と暮らしに対する施主と建築士の美意識がたくさん詰め込まれた邸宅です。
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住宅
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本山セルフビルド
高知県本山町に移住し、主に林業で生計を立てるご夫婦。長年の夢であったセルフビルトでの家づくりに挑戦し、取材時は屋根仕舞いの真っ最中でした。
家づくりの過程をYouTube等で投稿していることもあり、この家の仕上がりを多くの人が楽しみにしています。
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住宅
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廣瀬邸
無駄のない動線や家事のためのゆとりあるスペース、さらに寛ぎの空間を確保するなど、担当された女性建築士の視点から提案された様々な配慮が行き届いた古民家改修例をご紹介。
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非住宅
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いの町立伊野小学校校舎
美しい天井の肘木工法と見出し建築はアート性も高く、快適性と安全性を兼ね備えた木造校舎のロールモデル。
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非住宅
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レストランengawa
2018年四国建築賞(一般建築部門)優秀賞受賞。木の温もりと中庭で大人がくつろげる空間に。
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住宅
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スギだらけの家
木材の家にこだわられた自然派の理想とする住まい。家の中は、むき出しの梁を巧みに使いこなした、子育て世代の温かな日常が満ちていました。
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木製品
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高知県木製品工業連合協同組合
高知県木製品工業連合協同組合=木工連は1986年に発足。当時は200社以上が集まっており、その多くは建具や表具家具会社でした。
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住宅
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須崎市 堅田邸
自然素材の心地よさと 設計士の遊び心が豊かな 家族の時間を紡いだ 二世帯が渡り廊下でつながる家
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住宅
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久礼の家
リビングから庭へと続く一体感が心地よい、アウトドアを楽しめる家
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非住宅
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オーベルジュ土佐山
世界初の木質リゾートホテル 「オーベルジュ土佐山」 自然素材にこだわった建築で非日常を演出
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ネットで相談予約
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ぷらっとホームMoku
所在地: 〒783-0086
高知県南国市緑が丘1丁目1201-5営業日時: 火〜土曜日(休館:日曜、月曜日)
10:00〜16:00連絡先: Tel 088-879-3304
Mail:deaikan@k-kenmoku.com
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運営高知県木材普及推進協会
所在地: 〒781-0801 高知市小倉町2-8
一般社団法人高知県木材協会内
高知県木材普及推進協会事務局営業日時: 平日 8:30〜17:00