浦ノ内の家/株式会社風憬社

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工事種別
新築・木造
設計者
株式会社 風憬社 梅原佑司
施工者
有限会社 徳大建設
階数
2階

PRポイント

〜海へ伸びる縁側のような家〜
浦ノ内湾の風景を望める高台に計画した住宅。昔からこの地に立っていた納屋のような切妻のシンプルな屋根が海にのびるイメージを持って設計を進めていった。建物の全体構成はスッキプフロアの構成になっており、1F-1インナーガレージ、1F-2リビング、2F-1寝室・水廻り、2F-2書斎と各フロアがレベルを変えて展開していく構成となっている。リビングのフロアレベルが高くなり海へのアイレベルを考慮した断面構成とした。また方角と海への眺望を検討しながら建物の配置を決めていった。リビングの外にはウッドデッキを連続させ、海の眺望へ視線を誘導すると共に、縁側のようなデッキでバーベキュー等できるよう配慮した。
床は杉のフローリング、壁は調湿機能がある卵の殻を使ったクロスを張った。造作家具や建具など県産材の杉や桧で製作している。海に開く大開口部分は杉板の雨戸を製作した。また大開口の窓をあけずとも通風ができる突き出しの小窓も同時に計画した。