外観
内観
ストーブ
寝室
〜土地の力を引き出す小さな平屋〜 高知市から西に仁淀川を上った先にある山間部の町、仁淀川町池川。建主はここで畑作をしながらこの土地をゆったりと楽しみ、しかし家自体はなるべく小さくしたいという要望であった。土地が広く、風景も開放的な敷地に人の住まいの基本というにふさわしい小さな平屋を計画した。 建物は四間×五・五間の二十二坪。廊下はなく家全体がワンルームの構成となっている。農作業から戻って直接洗濯をしたり、浴室や洗面所に行けるように、勝手口を備えたユーティリティを充実させている。床は杉の厚板、壁は土佐漆喰塗り、天井は杉の胴縁材を張っている。薪ストーブはこの家のためにオリジナルで鉄工所にて製作した。 ここでは子供が巣立った夫婦の終の住処であるけれども、和室を子供部屋や個室にすることで3人以上が暮らすことも可能である。またシンプルなつくりゆえに建設費も抑えることができるので、ベーシックハウスとして展開することも視野に入れている。 東京の設計事務所、堀部安嗣建築設計事務所との共同で設計した。
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〜土地の力を引き出す小さな平屋〜
高知市から西に仁淀川を上った先にある山間部の町、仁淀川町池川。建主はここで畑作をしながらこの土地をゆったりと楽しみ、しかし家自体はなるべく小さくしたいという要望であった。土地が広く、風景も開放的な敷地に人の住まいの基本というにふさわしい小さな平屋を計画した。
建物は四間×五・五間の二十二坪。廊下はなく家全体がワンルームの構成となっている。農作業から戻って直接洗濯をしたり、浴室や洗面所に行けるように、勝手口を備えたユーティリティを充実させている。床は杉の厚板、壁は土佐漆喰塗り、天井は杉の胴縁材を張っている。薪ストーブはこの家のためにオリジナルで鉄工所にて製作した。
ここでは子供が巣立った夫婦の終の住処であるけれども、和室を子供部屋や個室にすることで3人以上が暮らすことも可能である。またシンプルなつくりゆえに建設費も抑えることができるので、ベーシックハウスとして展開することも視野に入れている。
東京の設計事務所、堀部安嗣建築設計事務所との共同で設計した。