外観
リビング
寝室
テラス
外
〜庭と一体となった空間構成〜 江戸期から綿々とその伝統を守る造り酒屋の酒蔵や旧商家を中心に風情あるまちなみが形成されている佐川町に計画した住宅。 庭を楽しめる家を強く希望していた建主のために庭と住まいが一体となった計画を心掛けた。建物の構成はそのボリュームが3つに別れており、玄関・ギャラリーゾーン、LDKゾーン、寝室水廻りゾーンのそれぞれが庭を中心として展開していく構成になっている。寝室ゾーンのボリュームは角度を振り庭の広がりと視線の抜けに配慮した。LDKゾーンは2階建てのボリュームとし、2階レベルに子供室と和室を設けている。また和室から出られる屋外デッキも設けた。家のどこにいても庭が楽しめるように開口部のスケールには十分配慮し、そのディテールを考えた。 外壁は、杉板張りをグレーに塗装したものと弾性アクリル樹脂系の塗り材をコテ押えの白い外壁をそれぞれのボリュームに合わせて選定した。 床はナラのフローリング、壁は調湿機能のある塗り壁、天井は杉の架構を表しにした表現としている。
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〜庭と一体となった空間構成〜
江戸期から綿々とその伝統を守る造り酒屋の酒蔵や旧商家を中心に風情あるまちなみが形成されている佐川町に計画した住宅。
庭を楽しめる家を強く希望していた建主のために庭と住まいが一体となった計画を心掛けた。建物の構成はそのボリュームが3つに別れており、玄関・ギャラリーゾーン、LDKゾーン、寝室水廻りゾーンのそれぞれが庭を中心として展開していく構成になっている。寝室ゾーンのボリュームは角度を振り庭の広がりと視線の抜けに配慮した。LDKゾーンは2階建てのボリュームとし、2階レベルに子供室と和室を設けている。また和室から出られる屋外デッキも設けた。家のどこにいても庭が楽しめるように開口部のスケールには十分配慮し、そのディテールを考えた。
外壁は、杉板張りをグレーに塗装したものと弾性アクリル樹脂系の塗り材をコテ押えの白い外壁をそれぞれのボリュームに合わせて選定した。
床はナラのフローリング、壁は調湿機能のある塗り壁、天井は杉の架構を表しにした表現としている。