美馬旅館はなれ 木のホテル/建築設計群 無垢

竣工日
2018年11月2日
工事種別
新築・木造
主要用途
宿泊施設
工法
高知県新工法
耐火種別
延焼防止建築物
建築主
美馬旅館 美馬勇作
設計者
有限会社 建築設計群 無垢
施工者
有限会社 勇工務店
敷地面積
351.37㎡
建築面積
115.23㎡
延床面積
163.02㎡
階数
2階
最高高さ
7.605m
軒高さ
6.278m

PRポイント

第17回高知県木の文化賞
ウッドデザイン賞2019特別賞(木のおもてなし賞)
第4回JIA四国建築賞2020優秀賞

古い街並みが残る参道に建つ木造2階7部屋を持つホテル。空き家が目立ち始め人通りが少なくなった地域に賑わいを取り戻したいと2軒分の空き家跡地に建てられました。窪川街分の歴史を物語る景観構成要素である建物が点在する街区に建つことや、クライアントの地元街並みへの深い思い入れから、自然と街並みのスカイラインを意識するなど景観を損なわないよう配慮しています。
地元の四万十ヒノキを多用、参道に面する開口部には木質壁ラーメン(四万十ひのきの一般製材品とSWPパネルを活用した耐力壁)を用いてホール内を伺えるよう大開口とし、ホテルホール機能と併せお遍路さんの休憩等に活用。高知県産材の活用と併せ観光に寄与するよう計画。単独で使うと甘ったるい表情になりがちなヒノキは鉄・麻・玄昌石等の異素材と組み合わせメリハリを、また漆喰・和紙・杉板などの地場産材を織り交ぜバランスに配慮しました。
遍路道に面したホール開口部は高知県内で開発された開口耐力壁「壁ラーメン」構造を採用し、耐力を確保した上で開放的で内外の様子が伺える空間を実現し、宿泊者やお遍路さんのおもてなしの場として、夜間はホールから漏れ出す光で行灯の様に参道を明るく照らしてくれています。